皆様、私たちが毎日当たり前のように使っている「スマホ」。
今では「iphone」,「Xperia」、[OPPO]、「Galaxy」,「HUAWEI」・・・などたくさんの種類がありますが、一番最初のスマホってなんだったんでしょうか、気になったので調べました。
早速見ていきましょう!
目次
世界初のスマホ
世界初のスマホはIBM(企業名)1994年に発表された「IBM Simon Personal Communicator」、(通称;IBM Simon)みたいです。
iphoneじゃないだすか?
僕もそう思っていたのですが「初代iphone」は2007年1月9日に発表され、同年の6月9日にアメリカに発売されました。しかし、この「IBM Simon」は1992年にラスベガスの展示会で発表され、1994年にはアメリカで一般向けに発売されていたみたいです。
性能
性能に関しては「電話」「FAX」「電子メール送受信」ができ、もちろんタッチパネルもつかえるみたいです。
OS(オペレーティングシステム)は今では「iOS」、「OS」が主流ですが、SimonはDatalightROM-DOSのファイルシステムとスタッカーによるファイル圧縮をつかっていたそうです。
次に、寸法や重さはどうだったか見ていきましょう!
寸法と重さ
・縦:20cm
・横:6.4cm
・高さ:3.8cm
・重さ:510g
まるでレンガ並にごついですがですね笑
そう考えると、今のスマホのコンパクトさに驚きです!
誰が発明したのか
初代iphoneよりも15年も早く、いったい誰が発明したのでしょうか。
それは当時IBMのエンジニアだったフランク・J・カノーヴァという方みたいです。
を発明した後、1997年にPalmに移籍し、IBMを去っています。
なぜ認知度が低いのか
当時、パソコンやインターネットもあまり普及されてなかった時代、「IBE Simon」はアメリカで一台約13万の値段で売られたみたいです。
結果販売台数は半年で約5万台、1995年2月に販売終了してしまったそうです。
5万台は少ないと思うかも知れませんが、スマホの概念がない時代に突如現れて、13万もしたら、おそらく物好きな金持ちくらいしか買わないでしょう。
時代を先取りしすぎただすかな〜
iphoneとandroidはなぜ人気?
じゃあどうして、iphoneとandroidはここまで普及し、人気があるのでしょうか?
「IBE Simon」があまり普及しなかったのに、iphoneとandroidはなぜやってこれたのでしょう。
それはAppleで有名なスティーブ・ジョブズの初代iphoneのプレゼンが革命的だったからではないでしょうか。
お時間があれば見ていただけるといいんですが、
めっちゃiphone欲しくなりません笑?
この引き込まれるようなプレゼンには尊敬しかないです。
動画でも言ってるとおり、
「An Ipod(携帯型デジタル音楽プレイヤー)!」⇨「A phone(電話)!」⇨「And an Internet comunicator(ネット通信機器)!」⇨「iPhone!」
この3つが一つになったのが、「iPhone(スマホ)だ」とうまくプレゼンしています。
あと、「電源のつけ方」、「電話の仕方」、「Webへのアクセスの仕方」などをとてもわかりやすく、紹介していますね。
初代iPhoneが登場した時代、主流だったスマホはどんなものだったか、一緒に見ていきましょう!
BlackBerry
様々なBlackBerry端末
Windows phone
Android
Android 1.0を搭載したHTC Dream
ご覧の通り、全てキーボードがついていますが、iphoneではキーボードを取っ払い、画面のほとんどをスクリーンにして、タッチパネル式にしています。
ジョブズさんのプレゼンでは「どのスマホも下4割のキーボードが固定されているのは問題だ。それを解決するには画面いっぱいの巨大スクリーンが必要だ!」的なことをうまくプレゼンしてますね。
この発表を受けた他の企業は相手にせず、むしろキーボードを取っ払うことに批判的だったそうです。
ですが、当時のGoogleのエンジニアのChris DeSalvo氏はこう言ってます。
「1人の消費者として、ものすごい衝撃を受け、すぐに手に入れたいと思った。Googleのエンジニアとして、『ーからやり直しだ』と思った。」
その結果、現在生き残ってるのはAndroidとiphoneの2つになってしまったわけです。
今や世界でAndroidは約7割のシェアを獲得してるみたいだす!
これは僕の思ったことですが、スマホの概念を0から1に変えたのは、カノーヴァさんで、1から100に変えたのがスティーブ・ジョブズ的な感じに勝手に思ってます。
なんにせよ、初代iphoneが発表される15年も前にタッチパネルのスマホがあったなんて驚きですね!
終わりに
これらのことから分かるに、どんな画期的な発明もうまくマーケティングできないと、大衆に普及するのは難しいのかも知れません。
もしかしたらスティーブ・ジョブズは「Simon」があまり普及されなかったのを知っていて、二の舞にならないようにどれだけ素晴らしく見せるかを徹底してたのかも知れません。
以上、一番最初のスマートフォンについてでした!